インスタンス作成編 - Amazon EC2(AWS) Amazon LinuxでWordPress運用
大体の概算の料金が分かりましたので、次はインスタンスの作成までまとめたいと思います。
インスタンスの作成までの手順は大きく分けて3つです。
- AWS Management ConsoleでKey Pairsの作成(SSH接続用のプライベートキーの作成)
- AWS Management Consoleでセキュリティーグループの設定(ファイヤーウォールの条件設定)
- リージョンを選択し、AWS Management Consoleでインスタンスの作成(OSの作成)
●インスタンス作成時の注意点 インスタンスを立ち上げる前に、必ずインスタンスに紐付けるKey PairsとSecurity Groupsを作成しておいてください。 こちらはインスタンスを立ちあげてからは、変更ができません。 (※Security Groupsに指定している条件の変更はできます) 例)asobicocoroというインスタンスにAというSecurity Groupsを紐付けている。 Security Groups【A】は、テスト用に作成したtestserverというインスタンスにも紐付いているため、 testserverとは別のセキュリティーグループを設定したいと思った。 新規にBというSecurity Groupsを作成すれば紐付け直せると思いきや、変更不可ということに気付く…
1.AWS Management ConsoleでKey Pairsの作成(SSH接続用のプライベートキーの作成)
SSH接続する際のプライベートキーの作成です。SSH接続する際は必ずプライベートキーの設定が必要になります。
↓作成の際の参考サイト link http://tm.root-n.com/services:aws:ec2:setup_instance
2.AWS Management ConsoleでSecurity Groupsの設定(ファイヤーウォールの条件設定)
セキュリティーグループでアクセスの制限を管理します(ファイヤーウォールの役割)
3.リージョンを選択し、AWS Management Consoleでインスタンスの作成(OSの作成)
サーバーを置く場所を指定します。私はいつも「Asia Pacific(Tokyo)」を選択しています。
- OSの選択(インスタンス作成後は変更不可) → Amazon Linux 64bit
- Key Pairsの選択(インスタンス作成後は変更不可) → asobicocoro_key
- インスタンスタイプの選択(インスタンス作成後も変更可能) → m1.micro
- セキュリティーグループの選択(インスタンス作成後は変更不可) → asobicocoro_sg
- Root Volume(HDDの容量)の変更(インスタンス作成後も変更可能) → 50GB
インスタンス作成時には、下記3点に注意して作業をしましょう。
- OSの選択に間違いがないか
- Select Existingで作成したKey Pairsが選択されているか
- Edit detailを押してSecurity Groupsで作成したグループが選択されているか
インスタンスタイプとRoot Volume(HDDの容量)は作成後も変更可能です。 OSの選択、Key Parisとセキュリティーグループの紐付けに注意ください。
インスタンスの様々な設定の変更は、Instance Management(インスタンスを選択して、右クリック)で行えます。 Instance Managementの各項目の説明はこちら
これで、インスタンスの作成は完了です。次回はLAMP環境の構築、phpmyadminのインストールまでまとめたいと思います。